短期のアルバイトといっても立派な労働者です。アルバイトは、パートタイム労働法によって次のように定められています。「1週間の所定労働時間が同じ事業所の通常の労働者（正社員）よりも短いもの、又はその事業所の一般労働者と1日の所定労働時間が同じでも1週の所定労働日数が少ない者」。ということですので、アルバイトは法律では「パートタイム労働者」です。
短期のアルバイトをさがす理由は「瞬間最大で稼ぎたい」という人が多いと思います。長期のアルバイトにして、コツコツと時間単価が上がることを期待するのではなく、短期間でパッと現金をつかみたいということですね。ということですので、どうしても「熟練度の必要ない」ものが多くなります──熟練したら単価が上がらないとおかしいですよね。つまり、短期のアルバイトでは、パッと行ってパッと金になるという点が最高のメリットに違いありません。
信越・北陸（新潟県・長野県・富山県・石川県・福井県）は、新潟県・長野県に有名なスキー場が多数あります。そのスキー場で冬場に短期のバイトの求人が増える地域です。最低賃金単位時間額は「長野（655円）富山･石川（652円）福井（649円）新潟（648円）」（平成18年10月）ですので参考にしてください。
また、信越・北陸のアルバイト求人が非常に少ないのは皆さんの想像通りです。特にインターネット上での求人数は他の地域と比較しても少ないので、探して見つからない場合は別の方法を試すしかありません。その方法とは「昔ながらの方法」です。
つまり、求人情報誌を買ったり街中での求人の張り紙を見て回るという方法です。コンビニやファーストフード店は欠員が出た（出そうな）場合、時間単価・勤務時間等の条件が書かれた大きな紙が店頭に貼られています。また、短期のアルバイトをさがすには地元密着型のフリーペーパー（「タウンワーク」など）を利用するのも有効な手段です。
短期アルバイトの──どんなに長くても数ヶ月で終わるような──求人を得るにはどのようなところを探せばいいでしょう。アルバイトの中には勤務日数がほんの数日という超短期のアルバイトもあります。短期アルバイトは、自己都合に合わせて働きやすいタイミングで仕事ができます。次の仕事が見つかるまで、就職活動のかたわらアルバイトをする人や、夏期休業中に向いています。
短期アルバイトは展開が急なことが少なくないため、求人に応募してから働くまでがスピーディということもあります。面接試験がなく、すぐに採用されるアルバイトもあります。日給制や週休制にして、その日ごとやその週ごとに給料がでるアルバイトもありますので、金銭的に困っているひとならば有り難いでしょう。条件のいいアルバイト求人は人気が集中し、すぐに応募が締め切られてしまう傾向があります。アルバイトの求人を見付けるには、人より早め早めに動くことです。
アルバイトの求人に関する情報は、ハローワークにある求人のペーパーやインターネットから探す方法と、派遣会社やサイトに登録して紹介を待つとい方法が一般的のようです。求人サイトや派遣会社に登録をし、欲しい求人情報を素早く得るという方法が一般的になりつつあります。短期のアルバイトは勤務日数自体が短い事が多いため、いつも求人をチェックすることで次の仕事先を探しておくことが大事です。
短期のアルバイトというのは普通「二週間から一ヶ月くらい」のアルバイトをさします。一方、長期とは「最短でも半年から一年くらい」のものをさします。それでもバイト先によって呼び方（分け方）が異なる場合もありますので、直接バイト先に聞いてみるほうがいいと思います。
短期のアルバイトに共通するのは「熟練が不要 」という点でしょうか。また、短期のバイトというと、期間限定や季節限定が前提になるものがあります。例えば「キャンペーンのスタッフ、農作物の収穫、海の家、ビアガーデン、お歳暮･お中元時期の宅配」などです。
私の友人には「倒産した勤め先の残務処理の留守番」を約二週間した人がいます。また、短期のアルバイトの中には「冬シーズン突入前にバスの冬タイヤ履き替え作業」とか「夏の大通りビアガーデンスタッフ（勤務日数によってはボーナスも・・）」というローカル色豊かな短期のアルバイトもあるようです（提供：北海道の友人）。